Amazonのパスワードを変更したい、あるいは忘れてしまってログインできない——どちらもよくある状況です。この記事では、パスワードの変更手順、忘れた場合の再設定方法、そして**「現在のパスワードを確認したい」という要望への正しい答え**を、PC・スマートフォンアプリの両方で解説します。
最後に、再設定時に認証コードが届かない場合の対処法もまとめています。
まず結論:現在のパスワードは「確認」できません
「Amazon パスワード 確認方法」と検索する方が非常に多いのですが、Amazonの画面上で設定済みのパスワードを表示する機能はありません。
これはAmazonの仕様ではなく、セキュリティ上の標準的な設計です。パスワードはハッシュ化(暗号化の一種)されて保存されており、Amazon自身も元の文字列を復元できません。
確認できる可能性があるのは、次の3か所に保存されている場合だけです。
| 保存場所 | 確認方法 |
|---|---|
| Google Chrome | 設定 → 自動入力とパスワード → Googleパスワードマネージャー → amazon.co.jp |
| Safari(iPhone/Mac) | 設定 → パスワード → Face ID認証 → amazon.co.jp |
| 1Password / Bitwarden などの専用アプリ | アプリ内で「amazon」を検索 |
どこにも保存されていない場合は、確認ではなく再設定が唯一の手段です。手順は後述します。
Amazonパスワードを変更する方法
現在のパスワードがわかっている状態での変更手順です。
PC(ブラウザ)の場合
- にサインインします
- 画面右上の**「アカウント&リスト」にカーソルを合わせ、「アカウントサービス」**をクリック
- **「ログインとセキュリティ」**を選択します
- 再度パスワードの入力を求められるので入力します(本人確認のため)
- 「パスワード」の行にある**「編集」**をクリック
- 現在のパスワード、新しいパスワード、確認用の新しいパスワードを入力
- **「変更内容を保存」**をクリックして完了
スマートフォンアプリの場合
- Amazonショッピングアプリを開きます
- 下部メニューの**「人型アイコン」**をタップ
- **「アカウントサービス」→「ログインとセキュリティ」**の順にタップ
- 本人確認のためパスワードを入力します
- 「パスワード」の**「編集」**をタップ
- 新しいパスワードを入力して保存
変更時に必ず確認したいオプション
パスワード変更画面には**「すべての端末からサインアウトする」**というチェックボックスがあります。
- 不正アクセスが疑われる場合:必ずチェックを入れてください。他人がログインしたままのセッションを強制的に切断できます
- 単なる定期変更の場合:チェックを外しておくと、他の端末で再ログインする手間が省けます
パスワードを忘れた場合の再設定手順
ログインできない状態からの復旧手順です。
- Amazonのサインイン画面で**「パスワードを忘れた場合」**をクリック
- 登録しているメールアドレスまたは携帯電話番号を入力
- **「続行」**をクリックすると、確認コードが送信されます
- 受け取った6桁のコードを入力
- 新しいパスワードを2回入力して**「変更内容を保存」**
再設定できる条件
再設定には、アカウントに登録済みのメールアドレスまたは電話番号にアクセスできることが必須です。どちらも使えない場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡してアカウント復旧の手続きを行う必要があります。その際、注文履歴やクレジットカード下4桁など、本人確認のための情報を求められます。
パスワードの要件と推奨設定
| 項目 | Amazonの要件 | 推奨 |
|---|---|---|
| 最小文字数 | 6文字 | 12文字以上 |
| 使用可能な文字 | 英数字・記号 | 大文字・小文字・数字・記号をすべて含める |
| 使い回し | 制限なし | 他サービスとの使い回しは絶対に避ける |
Amazonアカウントには住所・クレジットカード・購入履歴が紐づいています。メールアカウントの次に重要なアカウントと考えて、専用の強固なパスワードを設定してください。
二段階認証(2SV)もあわせて設定を
パスワードだけでは、漏洩時に防御手段がありません。「ログインとセキュリティ」画面から2段階認証を有効にしておくと、パスワードが漏れてもログインを防げます。
認証アプリ(Google Authenticator、Authyなど)とSMSのどちらかを選べますが、認証アプリのほうが安全です。SIMスワップ詐欺のリスクを避けられるためです。
設定時に表示されるバックアップコードは必ず紙またはパスワードマネージャーに保管してください。スマートフォンを紛失した際、これがないとアカウントに入れなくなります。
認証コードが届かないときの対処法
再設定手続きで最も多いつまずきが「コードが届かない」です。原因別に対処法をまとめます。
メールが届かない場合
- 迷惑メールフォルダを確認する
amazon.co.jpドメインを受信許可リストに追加する- 登録メールアドレスのスペルを確認する(別のアドレスで登録していた可能性)
- 5分ほど待ってから再送信する(連続リクエストは制限されることがあります)
SMSが届かない場合
- 携帯電話会社のSMS拒否設定を確認する(海外からのSMSを一括拒否している場合があります)
- 電波状況の良い場所で再送信する
- 機内モードのオン・オフを切り替えて再接続する
- 番号が国際形式(+81)で正しく登録されているか確認する
登録した電話番号が使えなくなっている場合
解約済みの番号や紛失した端末に紐づいている場合、SMSでの受け取りは不可能です。この場合はメールでの再設定を試し、それも不可能ならカスタマーサービスでの本人確認手続きに進んでください。
新規アカウント作成時にSMSが受け取れない場合
ここまでは既存アカウントの復旧の話でした。一方、「新しくAmazonアカウントを作りたいが、個人の電話番号を登録したくない」「一時的にSMSを受け取れる番号が必要」というケースもあります。
その場合は、仮想電話番号でSMS認証コードを受け取るサービスという選択肢があります。個人の番号を公開せずに認証を完了できるため、プライバシーを守りたい方や、ビジネス用に複数アカウントを正規の範囲で管理したい方に利用されています。
具体的な手順や、Amazonで使いやすい国番号の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
→
すぐに番号が必要な場合は、
なお、既存アカウントのパスワード再設定には仮想番号は使えません。アカウントに登録済みの番号にしかコードは送信されないためです。この点は混同しやすいので注意してください。
よくある質問
Q. パスワードを変更したら、Alexaやプライムビデオも再ログインが必要ですか?
「すべての端末からサインアウトする」を選んだ場合は必要です。Echo端末、Fire TV、プライムビデオアプリなど、Amazonアカウントで連携しているすべてのサービスで再度サインインしてください。
Q. パスワード変更後も不審なログイン通知が届きます
パスワード変更だけでは不十分な可能性があります。次の手順を実行してください。
- 「ログインとセキュリティ」からすべての端末をサインアウト
- 二段階認証を有効化
- 登録メールアドレス自体のパスワードも変更(メールが乗っ取られていると再設定を突破されます)
- 注文履歴と登録済みの支払い方法に身に覚えのない項目がないか確認
Q. 子どもや家族のアカウントのパスワードを変更したい
アカウント所有者本人がサインインして変更する必要があります。他人がパスワードを再設定することはAmazonの利用規約で認められていません。家族共有をしたい場合は、パスワードを共有するのではなく**Amazonファミリー(家族アカウント)**の設定を検討してください。
まとめ
- 設定済みのパスワードを画面で確認することはできない。ブラウザやパスワードマネージャーに保存されていなければ再設定するしかない
- 変更は**「アカウントサービス」→「ログインとセキュリティ」**から。不正アクセスが疑われるときは「すべての端末からサインアウト」を必ず有効化
- 忘れた場合は**「パスワードを忘れた場合」**から、登録メールアドレスまたは電話番号で再設定
- コードが届かないときは、迷惑メールフォルダ・SMS拒否設定・登録情報の正確さを順に確認
- 新規登録時に個人の番号を使いたくない場合は、という選択肢がある
