台湾や香港では、LINEは単なるチャットアプリではありません。飲食店の予約、会社からの連絡、店舗のLINE公式アカウントの運営、コミュニティでの共同購入まで、生活のあらゆる場面に入り込んでいます。だからこそ、2つ目、3つ目のLINEアカウントが必要になる人が増えている一方で、そのためにSIMカードを追加で契約したり、用途のはっきりしないアカウントに自分の番号を渡したりすることには抵抗があるはずです。
この記事は台湾・香港のユーザーを想定して書いています。LINEが電話番号認証を求めるタイミング、仮想番号に対するLINE側の制限、台湾・香港・日本・米国番号のそれぞれの向き不向き、そして smsverification.app で番号を取得してLINEの認証コードを受け取るまでの手順と、うまくいかないときの対処法をまとめました。
台湾・香港のユーザーが仮想番号でLINEを認証する理由
個人の番号を渡したくない
台湾でも香港でも、携帯電話番号は本人確認の中心にあります。銀行、通信会社、行政サービス、ECサイトのすべてが、連絡先と認証の鍵として電話番号を使っています。その同じ番号で複数のLINEアカウントを作ると、すべてのアカウントが本人と結びついてしまいます。どれか一つから情報が漏れたり、マーケティングのリストに載ったりすれば、影響はそのアカウントだけにとどまりません。
仮想電話番号は、あなたとLINEアカウントの間に一枚の壁を作ります。登録に使った後は、その番号があなたの私生活と交わることはありません。
複数のLINEアカウントを運用する
次のような人は、ほぼ例外なく複数のアカウントを必要とします。
- 小規模店舗やネットショップの運営者:顧客用、仕入先用、個人用を分ける
- LINE公式アカウントの管理者:自動応答やクーポン、ショップカードの動作確認には「お客様側」のアカウントが要る
- コミュニティや共同購入の主催者:テーマごとにコミュニティを分け、連絡先が混ざらないようにする
- マーケティング・サポート担当者:業務用アカウントを個人の番号なしで持ちたい
- フリーランス:仕事の連絡と私用の連絡を分け、仕事が終わったら本当に終わりにしたい
LINEは1つの電話番号に1つのアカウントという設計です。アカウントを増やすには番号も増やす必要があり、仮想番号はそのための最も安価でSIMスロットを圧迫しない手段です。
越境ECと海外市場の調査
台湾・香港の事業者の多くは、日本やタイ、東南アジアの市場も同時に扱っています。これらの地域でもLINEの利用率は高く、現地の番号で登録したアカウントがあれば、地域設定やスタンプショップ、公式アカウントの表示など、現地ユーザーと同じ視点で市場を観察できます。
開発とテスト
LINEログイン、Messaging API、LIFFアプリの開発や、公式アカウントの配信テストをしているなら、クリーンなテストアカウントが一定数必要です。仮想番号を使えば、同僚や家族の端末を借り回さずに済みます。
LINEが電話番号認証を求めるタイミング
いつ認証が求められるかを知っておくと、番号をいつ用意し、どのくらい保持すべきかを判断できます。
新規登録
最も一般的なケースです。LINEをインストールして「登録」をタップすると電話番号の入力を求められ、SMSで認証コードが送られます。正しいコードを入力して初めて、名前・パスワード・プロフィールの設定に進めます。
機種変更とアカウントの引き継ぎ
新しい端末に移るとき、LINEは電話番号、メールアドレス、またはQRコードで本人確認を行います。仮想番号で登録し、その番号がすでに期限切れなら、頼れるのはメールアドレスとパスワード、あるいは旧端末でのQRコード読み取りだけです。登録が終わったらすぐメールアドレスとパスワードを設定するよう繰り返しお伝えしているのは、このためです。
不審なログインやセキュリティ警告
次のような状況では、LINEが電話番号の再認証を求めることがあります。
- 見慣れない端末や地域からのログイン
- 短時間に複数回のログイン失敗
- アカウントへの通報、または自動化と見なされる操作
このとき元の番号でSMSを受け取れなければ、アカウントを取り戻せない可能性があります。長く使うアカウントなら、SMSを受信し続けられる番号を確保するか、少なくともメールでのログインを確実にしておいてください。
LINE Payなど金融系の機能
LINE PayやLINE Bankのような金融サービスには、現地の通信会社や身分証と結びついた本人確認と地域要件があります。こうした手続きは仮想番号には向いておらず、本記事でも推奨しません。仮想番号が活きるのは、登録、テスト、日常のメッセージのやり取りです。
LINEが仮想番号に課す制限を正直に
始める前に、期待値を現実的に保つために知っておいてほしいことがあります。
一部の番号が拒否される理由
大手プラットフォームの多くと同じく、LINEも電話番号の種類を判別する仕組みを持っています。次のような番号は通常弾かれます。
- VoIPやインターネット電話の番号:LINEは一般にこれらを受け付けず、コード送信前にエラーが出ることがあります
- 使い回しの多い番号:登録に使われすぎた番号は、すでにフラグが付いている可能性があります
- 既存のLINEアカウントに紐づいた番号:1番号1アカウントのルールにより、解除されていない番号で新規登録すると問題が起きます
つまり「SMSが受け取れるか」だけでは足りず、番号の出所と履歴も同じくらい重要です。
受け入れ状況は変わる
LINEはフィルタリングの基準を公開しておらず、予告なく変更します。今月調子の良い国が、数週間後には違う挙動になることもあります。特定の国に固執せず、サービスの現在の成功率と在庫を見てから選ぶのが現実的です。
成功率100%を保証するサービスは存在しない
「確実に通る」と謳う業者は疑ってください。現実的な期待値は、多くの場合は最初の番号で成功し、一部は1〜2回の番号変更が必要、というものです。当サービスの返金ルールはまさにこのためにあります。コードが届かなかった注文は自動的に返金されるので、失敗した試行に費用はかかりません。
番号の選び方:台湾・香港・日本・米国
以下は定性的な比較です。実際の価格と在庫は の表示を確認してください。
台湾番号
- 向いている人:主に台湾で使い、台湾のアカウントとして自然に見せたい人
- 強み:地域設定、スタンプショップ、公式アカウントのおすすめが台湾ユーザーと揃う
- 注意点:米国番号に比べて在庫と価格が厳しめで、混雑時は待つことがある
香港番号
- 向いている人:香港在住のユーザー、香港拠点としてLINEを運用したい事業者
- 強み:香港市場向けの機能と整合する
- 注意点:供給が比較的少なく、在庫がない場合は日本または米国番号で登録し、後から地域設定を調整するのが現実的
日本番号
- 向いている人:日本地域のアカウントが必要な越境事業者、日本限定のスタンプや公式アカウントを使いたい人
- 強み:日本はLINEの本拠地で、日本番号の受け入れは概ね良好
- 注意点:米国番号より高めで、在庫は時間帯によって変動する
米国番号
- 向いている人:テスト用、開発用、地域を問わない用途
- 強み:在庫が多く、価格は最も低いことが多い、失敗しても切り替えやすい
- 注意点:番号の種類が多様で、一部はLINEにVoIPと判断されることがある、その場合は別の番号に変えるだけで良い
番号選びの共通ルール
どの国を選ぶにしても、次の点は共通です。
- サービスページの成功率表示を確認する:「Line messenger」に対する各国の直近の状況が表示されます
- 新しい番号を優先する:プラットフォーム上で未使用の番号は成功しやすい
- 1番号につき1アカウント:複数のアカウントで同じ番号を使い回さない
- 用途で地域を決める:長期運用のアカウントは地域を合わせ、テスト用は安くて替えやすいものを
手順:smsverification.app でLINEを認証する
事前準備
- アカウント作成とクレジット購入: でプランを選びます。LINE認証1回あたりの消費は少額ですが、頻繁に使うなら大きめのパックのほうが単価は下がります。
- 登録に使う端末を用意する:LINEの登録はスマートフォンアプリで行います。先にLINEをインストールし、番号はまだ入力しないでください。
- 2つの画面を同時に開く:スマートフォンのLINEと、PCまたは別の端末のダッシュボード。コードが届いた瞬間に確認できます。
ステップ1:LINEサービスを検索する
- smsverification.app にログイン
- サービス検索に「Line」または「Line messenger」と入力するか、 を直接開く
- 「Line messenger」を選んで国の一覧を開く
ステップ2:国を選んで番号を取得する
- 上記の指針に沿って国を選びます。各国の横に価格と在庫が表示されます
- 「番号を取得」をクリックすると、クレジットが差し引かれ番号が割り当てられます
- ダッシュボードに国番号付きの完全な番号と、注文の有効時間が表示されます。コードは有効時間内に届く必要があるので、時間を覚えておいてください
ステップ3:LINEに番号を入力する
- スマートフォンのLINEに戻り、「登録」をタップ
- 番号と同じ国をLINEの一覧から選び、表示された国番号が一致することを確認
- 番号は国番号を重複させずに、国番号の後ろの部分だけを入力
- 「次へ」をタップし、SMSでコードを送る旨の確認に進む
ステップ4:ダッシュボードでコードを待つ
- ダッシュボードに切り替えると、注文状態が「SMS待ち」になっています
- コードは通常1分以内に表示され、ダッシュボードは自動で更新されます
- 表示されたコードをLINEに入力
- LINEにコードが違うと言われたら、余分なスペースや文字が混ざっていないか確認
ステップ5:登録を完了し、すぐにアカウントを固める
認証が通ると、LINEは名前とプロフィールの設定に進みます。終わったら、次の3つをすぐに行ってください。
- メールアドレスを登録する:設定 > アカウント > メールアドレス
- パスワードを設定する:同じアカウント設定の中
- 番号とアカウントの対応を記録する:機種変更や復旧のときに必要になります
これで、仮想番号が期限切れになってもメールアドレスとパスワードでログインできます。
コードが届かないとき:返金ルール
注文の有効時間内にコードが届かなかった場合:
- 注文は自動的に終了し、クレジットは手続きなしで残高に戻ります
- すぐに新しい番号を取得できます。今度は別の国を試すのがおすすめです
- LINEが明確に「使用できない」と表示した場合は、有効時間の終了を待たずダッシュボードで注文をキャンセルしてください。そのほうが早くクレジットが戻り、次の番号に移れます
詳しい対処法は にまとめています。
トラブルシューティング
「この電話番号は使用できません」
番号を入力した直後、コード送信前にLINEが表示するメッセージです。主な原因は次の通りです。
- LINEがその番号をVoIPなど受け付けない種類と判断した
- その番号がすでにLINEアカウントに紐づいている
- その番号帯にフラグが付いている
対処法:
- 注文をキャンセルして別の番号に変える
- 同じ国で2〜3個続けて拒否されたら国を変える
- 同じ番号で繰り返し試さない。フラグが強まるだけです
コードがいつまでも届かない
LINE側は送信済みと表示しているのに、ダッシュボードにSMSが現れない場合は、次の順で確認してください。
- 番号の入力ミス:特に国番号の重複や、先頭の0の付け過ぎ
- 注文がまだ有効時間内か:終了後はダッシュボードが受信しません
- LINEが音声通話に切り替えていないか:状況によってLINEは電話でコードを読み上げる選択肢を出しますが、プラットフォームでは受け取れません。SMSを選んでください
- 有効時間いっぱいまで待つ:SMSは遅れることがあるので、早めにページを閉じないでください
それでも届かなければクレジットは自動返金され、新しい番号を取得できます。3つ以上の番号で続けて届かない場合は、その国へのSMS配信がLINE側で影響を受けている可能性が高く、国を変えるのが最速の解決策です。
登録直後に制限がかかる
登録したばかりのアカウントで、友だち追加やメッセージ送信が制限されたという報告があります。これは番号ではなく行動パターンが原因であることがほとんどです。
- 登録直後に大量の友だち追加や一斉送信
- 短時間に同じ端末・同じネットワークから複数アカウントを作成
- エミュレーターや明らかな自動化ツールの使用
予防策:
- 先にプロフィール、写真、ステータスメッセージを整える
- 最初の数日は通常のペースで使う
- 複数アカウントは時間を空けて作る
- データセンターのIPではなく、モバイル回線や自宅の回線を使う
「試行回数が多すぎます」
LINEはコードの要求回数に上限を設けています。表示されたら:
- 同じ番号での再試行をやめる
- 現在の注文をキャンセルし、時間を置いてから新しい番号で試す
- 同じ端末で繰り返し発生する場合は、ネットワークを変えるか別の端末を使う
ベストプラクティス
登録後すぐにやること
繰り返しになりますが、メールアドレスの登録、パスワードの設定、番号とアカウントの対応の記録。番号が切れた後もアカウントを使い続けられるかは、この3つで決まります。
複数アカウント運用のペース
- アカウントごとに別の番号を使う
- アカウント作成の間隔を空ける
- 用途、登録日、番号、国をアカウントごとに簡単な表で管理する
- しばらく普通に運用してから、チームに渡したり公式アカウントの管理者に設定したりする
番号を残すか手放すか
- テスト用・使い捨てのアカウント:用が済んだら番号は手放して構いません
- 顧客対応に使うアカウント:SMSを受信し続けられる番号を残すか、少なくともメールログインを確保し、セキュリティ確認で締め出されないようにする
- LINE Payなど金融機能:ご自身の実際の番号と本人情報を使い、仮想番号は使わない
プラットフォームのルールを守る
仮想番号は道具です。プライバシー保護、複数アカウントの管理、テスト、正当な業務に使ってください。スパム、詐欺、凍結回避のための利用は、LINEの利用規約にも当サービスの利用規約にも反します。
よくある質問
仮想番号で登録したLINEアカウントは、実際のSIMで登録したものと違いますか?
機能面では同じです。友だち追加、グループ作成、公式アカウントのフォロー、スタンプの利用はすべて可能です。違いはアカウントの安全性で、仮想番号は期限が切れることがあるため、メールアドレスとパスワードが継続利用の保証になります。
コードはどのくらいで届きますか?
多くの場合1分以内です。ダッシュボードは自動で更新されます。
1つの番号で2つのLINEアカウントを作れますか?
できません。LINEは厳密に1番号1アカウントです。同じ番号で再登録すると古いアカウントが無効になるか、そのまま拒否されます。
番号が期限切れになったらアカウントはどうなりますか?
アカウントは残ります。メールアドレスとパスワードを登録してあれば、そのままログインできます。問題になるのは、LINEが電話番号の再認証を求め、他のログイン手段がない場合だけです。
台湾番号の在庫がないときは?
日本または米国番号で登録し、後から地域設定を調整してください。在庫は定期的に補充されるので、時間を置いて確認してみてください。
他のアプリのガイドはありますか?
あります。 と を参照してください。手順と番号選びの考え方はほぼ共通です。
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