SMS認証コードを1回受け取るために、たいていはタブを行き来することになります。登録フォームを開き、番号提供サービスに切り替え、番号をコピーし、戻って貼り付け、コードを要求し、また切り替えて待ち、コードをコピーし、最後にもう一度戻る。6桁の数字のために6回の切り替えです。
SMS VerificationのChrome拡張機能は、この一連の流れを1回にまとめます。一時的な番号は、いま実際に入力しているページのすぐ隣、ツールバーの中にあります。
スクリーンショット付きの短い紹介は拡張機能ページにあります。
なぜブラウザ拡張機能なのか
認証コードには時間制限があります。多くは5〜10分で失効し、新しいコードを要求した時点で前のコードを無効にするサービスもあります。タブを切り替えるたびに登録フローの進行状況を失う可能性があり、登録ページが再読み込みされると入力済みの内容が消えてしまうことも珍しくありません。
ツールバーのポップアップは現在のページの上に重なって表示されます。ページから離れないので、フォームはそのままの状態で残ります。番号は、貼り付けたい入力欄から2クリックの距離にあります。
この差がとくに大きいのは、仮想番号を頻繁に使う次のような場面です。
- 電話番号を必須とするサービスへの登録で、実際の番号を渡したくない場合。背景についてはSMS認証とは何かで、なぜこれほど多くのサイトが電話番号を求めるようになったのかを説明しています。
- 開発者やQAエンジニアによる自社製品のSMSフローのテスト。新しい番号を繰り返し取得する必要があり、タブを大量に開きたくない場合。
- 地域をまたいだアカウント認証。手元のSIMの国ではなく、特定の国の番号が必要な場合。
インストール
Chromeウェブストアのページを開き、「Chromeに追加」をクリックします。Chromeのほか、Manifest V3に対応したChromium系ブラウザ(Edge、Brave、Arcなど)でも動作します。
先にお伝えしておくと、Chromeのセーフブラウジングの強化保護機能を有効にしている場合、「この拡張機能を信頼していません」という警告が表示されることがあります。これはコードの内容ではなく公開履歴に対する警告です。Chromeは、ストアで十分な期間を経て実績が蓄積されるまで、新しく公開されたすべての拡張機能にこの表示を適用します。既定の標準保護を使っている場合は表示されません。
番号の取得からコード受信まで
1. ログイン。 ツールバーのアイコンをクリックします。同じブラウザでsmsverification.appにログイン済みであれば、拡張機能がそのセッションを引き継ぎ、そのままサービス選択画面に進みます。そうでなければメールアドレスとパスワードでログインするか、Googleログイン(ウェブ版が開いて完了します)を選びます。どちらの方法でも同じアカウントで、クレジット残高も共通です。
2. サービスを選ぶ。 Telegram、WhatsApp、Amazon、Discordをはじめ、対応している数百のサービスから検索できます。数文字入力するだけでリストが絞り込まれます。
3. 国を選ぶ。 国ごとの在庫数と価格が表示され、人気順または名前順で並べ替えられます。リストの上位にある国はそのサービスでの成功率が高い傾向にあるため、注目する価値があります。対象サービスが実際に受け付ける国の選び方については、オンラインでSMSを受信する手順ガイドでさらに詳しく解説しています。
4. 確認。 課金される前に、サービス、国、必要なクレジット数、現在の残高が表示されます。確認すると番号が「進行中」タブに現れ、15分のカウントダウンが始まります。
5. 貼り付けて待つ。 ワンクリックで番号をコピーし、登録フォームに貼り付けてコードを要求します。ここでポップアップを閉じてかまいません。 コードが届くと「コードをコピー」ボタン付きのデスクトップ通知が表示されるので、拡張機能を開き直さなくてもコピーできます。ツールバーのアイコンにも、待機中のコード件数がバッジで表示されます。
見ていない間の動作
「役に立つ拡張機能」と「アイコン付きのブックマーク」を分けるのは、この部分です。
バックグラウンドのService Workerが、タイマーに従って進行中の注文を確認し続けます。作成から3分以内の新しい注文は、コードの大半が届くこの時間帯に合わせて最速の間隔でポーリングされ、その後は間隔を広げてリソース消費を抑えます。ポップアップが開いている間はポップアップ側が20秒間隔でポーリングを引き継ぎ、重複したリクエストを避けるためバックグラウンド側は待機します。
つまり実際の使い勝手としては、番号を取得してポップアップを閉じ、そのまま別の作業を続けていれば、コードが届いたときにChromeが知らせてくれます。
クレジットと返金
拡張機能の価格はウェブ版と同一です。拡張機能だけの上乗せ料金も、別途のサブスクリプションもありません。
クレジットが消費されるのは、実際に機能した番号だけです。 15分の受信期間内にコードが届かなかった場合、注文は期限切れとなりクレジットは自動的に返還されます。申請やサポートへの連絡は不要です。
自分で注文をキャンセルして即座に返金を受けることもできますが、キャンセルは番号が発行されてから3分後に解除されます。この遅延には理由があります。上流の通信事業者が最初のメッセージを配信するには少し時間がかかるため、早すぎるキャンセルは配信途中のコードを無駄にしてしまうからです。
途中で残高が足りなくなった場合、確認画面に必要なクレジット数と現在の残高が並べて表示され、料金ページへ直接リンクします。
権限について
ブラウザ拡張機能は権限まわりで評判が芳しくなく、その多くは自業自得です。そこで、この拡張機能が要求する権限とその用途をすべて挙げておきます。
| 権限 | 用途 |
|---|---|
alarms | 新しいコードをバックグラウンドでポーリングするタイマー |
storage | 言語、テーマ、進行中の注文リストのローカル保存 |
notifications | 認証コード到着時のデスクトップ通知 |
offscreen | クリップボードへの書き込み(Service Worker単体では実行不可) |
そしてホスト権限はhttps://smsverification.app/*の1件のみです。
この1件が重要です。拡張機能が通信できるのは当社のAPIだけで、それ以外のドメインとは通信できません。content scriptを持たないため、閲覧中のページにコードを注入することはありません。開いているタブ、閲覧履歴、当サイト以外のあらゆるサイトの内容を読み取ることもできません。「チャージ」をクリックすると新しいタブで当社の料金ページが開きますが、ブラウザの他の部分との関わりはそれで全部です。
認証コードは、ウェブ版と同じ認証済みセッションを使って、あなた自身のアカウントから取得されます。閲覧行動は一切収集せず、第三者へのデータ送信もありません。
拡張機能とウェブ版の使い分け
どちらも利用でき、アカウントと残高は共通です。拡張機能で作成した注文はウェブ版にも表示され、その逆も同様です。
| 拡張機能 | ウェブ版 | |
|---|---|---|
| 番号の取得 | 可能 | 可能 |
| バックグラウンド通知 | 通知+バッジ | タブを開いたままに |
| フォームの上に留まる | はい | タブ切り替えが必要 |
| 注文履歴 | 直近の注文 | 全履歴と領収書 |
| クレジットの購入 | ウェブ版が開く | 可能 |
| 請求書・アカウント設定 | ウェブ版で | 可能 |
認証の作業そのものは拡張機能で、クレジットの購入・過去の注文の確認・アカウント関連はウェブ版で、という使い分けになります。
細かい点
- 5言語対応。 English、簡体中文、繁體中文、日本語、Español。ブラウザの言語とは独立して、拡張機能の設定から切り替えられます。
- ライト / ダーク / システム連動の3テーマ。配色はウェブ版と共通です。
- 番号とコードのワンクリックコピー。 コピーされたことがはっきり分かる表示付きです。
- 履歴タブは完了・キャンセルで絞り込めるので、どの番号を何に使ったか後から確認できます。
使い始める
すでにアカウントをお持ちなら、インストールは30秒ほどで、既存のクレジットをそのまま使えます。
- Chromeウェブストアからインストール
- ツールバーのアイコンをクリックしてログイン
- サービスと国を選んで確認
はじめての方は、まずアカウントを作成し料金ページでクレジットを追加してから、拡張機能をインストールしてください。支払う前に仮想番号の仕組みを把握しておきたい場合は、オンラインでSMSを受信する完全ガイドからどうぞ。
コードが届かない場合は、OTPトラブルシューティングガイドで主な原因を確認できます。原因と対処は拡張機能でもウェブ版でも同じです。
